八字命理学は、命理の真髄・真義を探究し続ける学問学術です。
あなたは、命理(四柱推命)を単なるよく当たる占いの一種だと思っていませんか?本来、命理とは先人たちが積み上げた科学的理論と法則によって成り立った歴とした学問です。
人は、生まれた年月日時(=四柱)を起因として性格や運命、可能性がある程度決まっているとされています。これは、決して占いや宗教的な「スピリチュアル」「オカルト」といった意味ではありません。
命理学の聖典『滴天髓』の冒頭には、命理が拠って立つ「天地人三元の理」(天地自然五行の摂理)を明らかにすると共に人の命運・命数を知る方法が説かれています。
人に生起する全ての事項・事象は、必ずある原因があって起こり、原因なしには何事も起こり得ないのです。現代の生命科学・生命形態学が明らかにしている如く、人間の胎児は、天地自然の摂理に遵い、妊娠十ケ月の発育・成長の期を経て、この世に始めの産声(呱呱の声)を上げます。命理学は、この産声を上げた瞬間の年月日時刻を原基(原因)としながら、その個人に生起し得る全ての事項・事象(結果)を予知予見するのです。(参考資料:胎児の世界ー受胎から誕生までー[PDF])
(命理学で予知予見し得る事項・事象)
- 生得的気質、性格、性情
- 健不健、病源・疾病、体質
- 適性・適職、才能能力・人間力
- 富貧、財利への性向
- 社会への貢献、社会的地位
- 長命短命
- 父母・兄姉・弟妹・配偶者・子女の六親縁の厚薄・良否
- 相貌・容姿(命相不離)
- 吉凶・禍福・災祥・窮通、など
人の命運は、当然のことながらこれらの事項・事象が密接不可分に相関しますし、人を取巻く気候や風土などの自然環境、更に政治経済産業、職業・職種、教育、科学技術・医療などの文化・文明の社会環境から複雑極まりない影響を受けます。
命理学(四柱推命学)は、個人の性情・才能能力・天分などを知悉し、また人生での吉凶・禍福・災祥・窮通を詳らかに察すると同時に、人生をより良く生きるための適切な造命開運・趨吉避凶の方途を助言するのを目的・目標としています。
皆様も占術としてではなく、真義を探究する八字命理学(四柱推命学)に触れてみてください。
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